【レビュー】新・貧乏はお金持ち|国家を味方にして生きるという発想

投資・資産形成

「税金や社会保障費って、どうしてこんなに高いんだろう…」
そんな疑問を持つ人にこそ読んでほしいのが、**『新・貧乏はお金持ち』**です。

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■ 概要:国家を“うまく使う”知恵

本書の中心テーマは、「個人 vs 法人」という視点での税制・社会保障制度の違いを活かし、“賢く”生きる術です。
特に注目されるのは「マイクロ法人」の活用。取締役1名、資本金1円でもつくれるこのスキームが、個人とはまったく異なる「お金のルール」にアクセスできる道を開きます。

本書は、富裕層だけが知っている裏ワザではなく、制度を正しく理解し、合法的に使う方法を、一般人にもわかりやすく解説してくれます。

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■ 印象に残ったフレーズとその意味

①「マイクロ法人は国家を利用して富を生み出す道具である。」

個人として働けば、稼げば稼ぐほど税率が上がり、社会保険料の負担も重くなる。
しかし法人を設立すれば、役員報酬を調整しつつ、法人内で利益をコントロールすることができます。
つまり、「国家を“敵”とせず、仕組みとして味方につける」というのが本書の思想です。

②「人的資本(労働)を最大化するというのは、たんにより多くのお金を稼ぐことではなくて、その人にとっての満足度(充実度)を一番大きくすることだ。」

お金の最大化より、「人生の納得感」を優先すべき──というメッセージも本書の核です。
法人化によって時間と裁量を取り戻し、「好きなこと」に時間を投じることこそが、真の“豊かさ”なのかもしれません。

③ 補助金や低利融資も、法人の特権。

自治体の制度融資、信用保証協会の低利融資、各種補助金…これらも個人には基本的に開かれていない選択肢です。
「法人にしただけで、国のお金が活用できるようになる」この事実に驚かされます。


■ 実生活でどう活かす?

  • 副業をしている人なら、売上が年間100万を超えたあたりから「法人化」を検討してみるのはアリ。
  • フリーランスや士業の方にも、税と社会保険料の最適化はダイレクトに効いてきます。
  • 将来的に独立を考えている人にとっても、「法人という道具」を早めに知っておく価値は大きいでしょう。

■ まとめ:知ってるだけで“人生コスパ”が上がる一冊

『新・貧乏はお金持ち』は、節税テクニックの本ではありません。
むしろ、「日本という仕組みの中で、どうすれば賢く生きられるか?」を本気で考えさせてくれる一冊です。

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