こんにちは。
今回はちょっと重たいけど、超・大事な話をします。
日本の将来――特に社会保障について。
そして、あなたの子どもや孫の世代に
お金の価値をどう守るか?についても。
■ 社会保障費はすでに約133兆円。でも、政府の未来予測は甘すぎる?
2024年度の日本の社会保障費は約133兆円(厚労省発表)。
そして政府の予測では…
「2060年には190兆円まで増えるけど、問題なくやっていけます!」
――というシナリオ。
……本当に?
以下がその前提
項目 | 政府前提 | 現実との乖離 |
---|---|---|
名目GDP成長率 | 年平均 3.0% | 過去20年平均:+0.7〜1.0% |
合計特殊出生率 | 1.44 | 2023年:1.20(過去最低) |
年間出生数 | 80万人台想定 | 2023年:75.8万人(8年連続減) |
労働力人口 | 2060年:約5,200万人 | 現在:約7,300万人→減少中 |
高齢者人口 | 2060年:約4,000万人 | 現在:約3,600万人(増加中) |
医療・介護費 | 効率化される前提 | 実際は高齢化で上昇中 |
うん、ちょっと理想が過ぎるでしょ・・・
頭お花畑な試算だと思います。
■ 増税すれば落選、だから国債でごまかす。結果、インフレまっしぐら?
現実は…
- 経済成長は鈍い
- 子どもは減り
- 高齢者は増え
- 医療・介護コストはうなぎ登り
つまり、社会保障は重すぎる荷物に。
支える人が減り、支えられる人が増える社会。
2024年:3人で1人の高齢者を支える
2060年:1.3人で1人を支える
このままでは財源は持ちません。
でも、増税しすぎると…
「選挙、勝てないじゃん」となってしまう
そこで政府が選ぶのが、
✅ 国債を発行してごまかす戦略。
でもこれは結局、
子どもや孫の世代にツケを回してるだけ。
■ 円の価値が目減りしていく未来、「インフレでごまかす」国家の罠
日本の政府債務はすでにGDP比260%超。
このまま国債を増やせば…
「円の価値」はじわじわ下がっていきます。
つまり、静かに進行する【日本発インフレ】。
表向きは変わらずに見えても、
- 生活費が上がる
- 預金の価値が減る
- 円ベースの資産が目減りする
という、地味だけど確実な通貨の信頼低下が進むのです。
■ 「日本円だけにフルインベスト」って、大丈夫?
これだけ日本が国債を発行しまくっていて、
これからも発行せざるを得ないなら…
「円だけで資産を持っていて、本当に大丈夫?」
と、真剣に考える必要があります。
■ インフレに強い資産で、未来を守る
社会保障は残るかもしれないけど、
- 年金開始は80歳?
- 医療費は5割自己負担?
- 介護はほぼ全額自費?
なんて未来もありえる。
だからこそ、自分の未来は自分で守る視点が大切です。
そのカギになるのが、
✅ インフレに強い資産
■ インフレ耐性資産リスト
こんな選択肢を考えてみましょう
- 外貨建て資産(米国株、ドル預金など)
- 実物資産(REIT、不動産、金)
- インフレ連動資産(インフレ連動国債など)
「円に全部賭ける」時代はもう終わり。
分散こそが最大の防御です。
【まとめ】子どもの未来を守れるのは「いまのあなた」
日本の将来――
- 人口が減り
- 社会保障が圧迫され
- 円の価値が下がり
- インフレが迫る
そんな時代に必要なのは、
「円以外」にも資産を分けておく力
それはきっと、
未来の子どもに贈る、最高の“お金の防災グッズ”になるはずです。
結論:政府の未来予測より、自分の資産予測が大事!
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