
「私は裕福ではないから、安物を買う余裕がない。」
イギリスのチャールズ皇太子(現・チャールズ3世)の言葉です。
初めてこの言葉を聞いたとき、正直こう思いました。
「えっ、どういう意味……?」
“お金がないなら、安いものを選ぶ”──多くの人が当たり前にやっていることじゃないでしょうか。
でも、この言葉は、その常識を真逆から突き崩してくるんですよね。
安物を買い続けるほうが、むしろお金がかかる
僕自身、この言葉の本当の意味がわかったのは、30代になってからです。
20代のころは「安くてそこそこなモノ」を繰り返し買ってきました。財布も靴も時計も、ある意味“消耗品”でした。
でも、ある時こう思ったんです。
「安物を買い替え続ける人生って、ずっと“出費”し続ける人生だな」と。
そこから、「最初にいいモノを選んで、長く使う」という価値観にシフトしました。
その結果──高いモノほど、実は節約だった。そんな実体験をいくつかご紹介します。
ロレックスは高いけど、お金が減らない不思議なモノ
数年前、思い切ってロレックスを買いました。
モデルは「サブマリーナ ノンデイト」。価格は約90万円。
当時の僕には、清水の舞台どころか宇宙から飛び降りるくらいの覚悟がいりました(笑)
でも、使っていくうちにこう思ったんです。
「あれ、これってむしろ節約なんじゃ…?」
ロレックスは壊れにくいし、定期メンテナンスだけで何十年も使える。
さらに定価も中古相場も年々じわじわ上がっていて、
「買ってから価値が上がる」っていう不思議な体験をしています。
しかも、これ1本で満足してるので、他の時計を欲しいと思わなくなりました。
“買い替えない”という最強の節約。
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まさに「使うことでお金が減らないモノ」なんです。
▶ 詳しくはこちら:ロレックス体験記
安い靴を5足買うより、良い靴を1足育てる
20代のころ、1万円台の革靴を何度も買っては履きつぶしていました。
半年も経てば、型崩れ・かかとのすり減り・深い履きジワでボロボロに。
30代に入ってから、本格的な高級革靴(クロケットアンドジョーンズ)を買いました。10万円近くしたけど、4年経っても現役。
ちゃんと手入れすれば長く使えるし、修理もできる。
そして、何より「履くたびに気分がいい」。
靴が“消耗品”から“相棒”に変わった感覚があります。
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▶ 詳しくはこちら:革靴レビュー
ボナベンチュラの財布は「買い替え欲」が消える財布だった
ボナベンチュラの財布は「買い替え欲」が消える財布だった(編集後)
財布も同じです。
ボナベンチュラはエルメスと同じタンナー(革の加工工場)を使っており革質が抜群。
上質なレザー、きちんとした縫製、使い込むほど味が出る質感。
買ってからもう4年以上たつのに、型崩れもなく、買い替えたいと思ったことが一度もないんです。
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「満足できるものを持つ」って、それだけで余計な出費を防げるんだなと実感しました。
▶ 詳しくはこちら:財布レビュー
高いモノは、暮らしの“無駄”を減らしてくれる
高い買い物って、つい「贅沢」「浪費」って思われがちです。
でも僕は今、こう思っています。
「最初にちゃんといいモノを選ぶことが、いちばんの節約。」
- 何度も買い替えない
- メンテナンスすれば長く使える
- 買い物に悩む時間が減る
- モノへのストレスがなくなる
結果、心も家計もスッキリするんですよね。
「高いけど、ちゃんと良いモノ」──それが人生の防衛力になる
チャールズ皇太子の言葉。
「私は裕福ではないから、安物を買う余裕がない」
その意味が、ようやくわかってきた気がします。
安物を買わないのは、贅沢ではなく、自己防衛。
無駄な出費、時間、ストレスを減らしてくれる──それが“暮らしの盾”なんです。
結論:「いいモノを選ぶことは、自分と未来への投資」
これからも僕は、“ちょっといいモノ”を選びたいと思います。
お金を減らさないために。
そして、気持ちよく暮らすために。