🐾 それ、全部“日本円資産”かも?
知らずに抱えてる「円偏りリスク」との向き合い方
「投資?まだそんなにしてないけど、まぁ大丈夫でしょ」
…って思ってるあなた。
でも、よく考えてみてください。
たとえ株や投資信託を持っていなくても、
日本円に“全ベット”してる人、実はかなり多いんです。
🏡 金融資産だけじゃない。“見えない円資産”の正体
「自分の持ってるお金なんて、銀行預金くらいだし」と思ってるあなた。
でも、ポートフォリオって、実はこんなものも含めて考えるべきなんです:
資産の種類 | 中身 | 円資産? |
---|---|---|
金融資産 | 預金、国内株、投資信託など | ✅ 多くが円建て |
実物資産 | 自宅、土地(日本国内) | ✅ 日本円での価値 |
労働資本 | 会社からもらう給料 | ✅ 円で受け取る |
年金・将来の収入 | 公的年金、企業年金 | ✅ 円建てで支給 |
つまり…
ほとんどが「円」で構成されているのが現実。
💸 円の価値が落ちたら、どうなる?
円だけに偏ってると、何が起きるか?
→ 円の価値が落ちたときに、資産全体が目減りするんです。
たとえば最近よく聞く「円安」。
円安が進むと、海外のモノが高くなる。
でもそれ、ニュースの話じゃなくて、あなたの生活に直結してます。
🛍 たとえば、こんなところでダメージを受けてる
日常のアイテム | 実は海外から来てる | 円安だと… |
---|---|---|
iPhone | アップル(アメリカ) | 値上げ or 型落ちしか買えない |
Netflix/YouTubeプレミアム | 米国企業が運営 | 月額料金がじわじわ上がる |
ナイキやアディダス | スポーツウェアもほぼ輸入 | 靴やウェアが高く感じるように |
海外旅行 | 為替の影響をモロに受ける | 「旅費が2倍」は普通になってくる |
こうした「身近な輸入」が多い日本に住んでる以上、
円の価値が下がること=生活コストの上昇なんです。
🧠 なぜ今、“円偏り”に気づくべきか?
これまでは「円=安定通貨」とされてきました。
でも、これからもそうとは限りません。
- 国の借金は1,200兆円超え
- 少子高齢化でGDPも成長鈍化
- 社会保障費の増加が止まらない
- 金利が上げられない → インフレ止まらない → 円安が進む
こうした構造的な問題が、じわじわ円の信頼を削っています。
✅ じゃあどうすればいいの?
いきなり全財産をドルに変えろ、という話ではありません。
でも…
**「気づいたときに、ちょっとずつ分散しとく」**ことが何より大事です。
たとえば:
- 米国株や全世界株のインデックスファンドを買ってみる(外貨建て資産)
- 為替ヘッジなしの米国債ETFで金利収入を得る
- 金(ゴールド)などインフレに強い資産を混ぜる
- 海外資産を組み込んだ投資信託(eMAXIS Slim全世界株式〈オルカン〉など)を活用する
🧭 まとめ:日本円だけで生きるのは、もうリスクかもしれない
私たちが住んでる国で、働いて、給料ももらって、年金ももらう予定。
**それだけで、すでに「超円偏りポートフォリオ」**なんです。
だからこそ、金融資産だけでも少しずつ外へ分散する。
これが、将来の選択肢と安心を広げてくれます。
「知らなかった」では済まない時代。
知っている人だけが、じわじわ得をする。
それが、これからの投資リテラシーです🐾
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